表12投下試験結果
10.今後の改良方針について
水中膨脹試験及び投下試験については、特に問題はなかったが、自己復正試験において、90度横転状態付近の復正力の不足が認められた。特に天幕内に水が入っている時に顕著であった。この原因は、床のたるみ等による艤装品の移動及び天幕内の水が迅速に排水されないことによるものと考えられる。
従って、横転時の艤装品の移動を最小限にすること及び天幕側面からの排水状況を改善することが必要と考えられる。また、場合によっては、艤装品袋の取付位置を床下も含めて再検討する必要がある。
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